思っていること

ラッションペン No.300|モノコラム Vo.2

僕はこのペンの独特な匂いが好きです。少し鼻を刺激する匂いは人によっては嫌うのかもしれないですが、僕は不思議と惹かれる匂いです。

それはこの匂いを嗅ぐと懐かしいという感情が込み上げ、過去の思い出が蘇るから。

僕とこのペンの出会いは小学生の頃の話。’’小学校に鉛筆以外の筆記用具は持ち込んではいけない’’理不尽な規律を素直に聞いていた僕は先生の持っている丸付けペンに強い憧れを抱いていました。

それがこのラッションペン。小学生からしたら「先生が使っている」ということだけで自然と惹かれていたんでしょう。

今でも使っていると小学校の頃の思い出がこみ上げ、懐かしい感情に浸れます。なぜこんなにも懐かしいという感情は心を動かすのでしょうか。

僕のように何か思い入れがない人でもこのペンは特別なものになれるポテンシャルがあります。レトロなデザインと絶妙な書き心地、独特な匂い、キュッキュという音。このペンは五感のうち4つを刺激してくれる歴史ある最高のペンです。

この機会に興味を持った方、ぜひ一度使ってみてはいかがでしょうか。

−−−

【モノコラムとは】
僕が好きなモノを短い文章でちょこっと紹介したいなというシリーズ。

基本的には昔から多くの人に愛されているモノ、今でもみんなが好きなものなど今更僕が詳しく説明する必要がなさそうなモノが中心になると思います。

これからも少しずつ自分のペースで更新していく予定ですので、おヒマな方はぜひみてみてください。

関連記事