「電源使える席ありますか?」
ぼくが喫茶店でアルバイトしていてよく聞く言葉です。スマートフォンが爆発的に普及し、人は常にネットワークと繋がるようになりました。その代償として、人はネットワークに繋がっていない生活に耐えられなくなってしまいました。ネットワークを通じてゲームをしたり、ネットをみたり、仕事の作業をしたり。しかしこれらは無限にできる訳ではありません。スマホならバッテリーという限られた範囲でしか使うことができないのです。常にネットワークに繋がるためバッテリーを気にしているというのは、もはや人々の行動範囲はバッテリーに支配されたといっても過言ではないでしょう。
もちろんぼくもバッテリーに支配された人間の一人。外出時、モバイルバッテリーと充電器は欠かせない存在です。
それと同時に、ぼくはミニマルを求める人間の一人。持ち歩く荷物は最低限の量にしたいものです。
そんなぼくにぴったりの商品がありました。単純な話ではありますが、モバイルバッテリーと充電器が一つになったものです。荷物の量を減らしつつ、電源は持ち歩きたいという方には是非おすすめしたいです。
数年前はAnkerと聞いても「知らないメーカーで安全性とか大丈夫だろうか」というイメージでしたが、今やバッテリー関連ならばAnker一択と言われるくらい信頼されるメーカーになりました。
そんなAnkerの売れ筋商品がAnker PowerCore Fusion 5000。発売から何年も経っているにも関わらず、現在もAmazonのモバイルバッテリー売れ筋ランキングで1位を獲得するほどの人気っぷりです。
シンプルなデザインが魅力的
Ankerの製品全般に言えることですが、シンプルなデザインが美しい。特に白色はApple純正品と勘違いしてしまうほどのクオリティの高さです。
Apple好きのぼくが購入したのは白ですが、他のカラーに黒と赤があります。赤に関しては結構明るい赤色で、他の製品にあまりないカラーリングなので魅力的です。
本体は少しマットなプラスチックで安っぽいという印象はありません。ただマットな感じゆえ、汚れが付きやすそうなのが少し気になります。(特に白色)そんなこともあってケースがついてきます。このケースは黒色で、本体白だったらグレーがよかったなぁとか少し思ったり…。
普段の外出には事足りる5000mAhのモバイルバッテリー
モバイルバッテリーの容量が5000mAhとiPhone XSが約2回。iPad mini(第5世代)では約1回充電できるので、旅行以外の普段の外出時には十分の容量でしょう。これがコンセントに挿すだけでモバイルバッテリーとして充電されるので、モバイルバッテリーの充電のし忘れがなくて最高です。
モバイルバッテリーを充電しておくという感覚がない
家に帰って充電。コンセントの使えるカフェで充電。普段の生活の中で当たり前のようにコンセントを使っているときにちゃんとモバイルバッテリーとして充電されているのが楽。いちいち「モバイルバッテリーを家で充電する」必要がないので。
ただ、注意すべきポイントがあります。USB充電器として使っている時には充電している端末がMAXにならない限りモバイルバッテリーとしての充電はされません。つまり、モバイルバッテリーの充電とスマホの充電は同時にはされません。一見使い勝手が悪そうに聞こえますが、この点を差し引いても使い勝手は良好です。気がついたらモバイルバッテリーの充電がなくなっている!ということはまずないので。
とりあえず持って出かければいいという使い方
家でスマホを充電して、出掛けるときに引っこ抜いてカバンにぶち込めばいい。ぼくのような面倒臭がりの人間でもこれなら楽です。とりあえず持っておけば、コンセントの使える場所では普通に充電できるし、ない場所でも普通に充電できます。普段の外出に限っての利用なら、この一台でバッテリー関連の悩みはなくなります。
重さやサイズもそこそこありますが、モバイルバッテリーと充電器を普段から持ち運んでいる人からしたら大したことはないでしょう。むしろ一つ二役なのでコンパクトに感じるはずです。
普段から出先でスマホの充電を気にしている方はAnker PowerCore Fusion 5000をとりあえず持ってみることをおすすめします。