家電、ガジェットの世界において「本当に新しいもの」が登場することは珍しい。あくまでぼくの考えですが。僕の中の「本当に新しいもの」の基準は、初めて見たときにどんな機能を持っているのかが分からないもの。
いくら色々機能が拡充されてもテレビはテレビの形をしているし、カメラはカメラの形をしています。一方でスマホは出てきたときには衝撃を受けましたよね。ボタンもほとんどないし、これは一体なんなんだと。携帯電話と知ったときは「指紋がつくだの」いろんな意見がありましたが、結局は国民のほとんどが持つまでになりました。
今回紹介する製品も一見するとただの黒い箱。多くの人はこれがどんなガジェットなのか分からないと思います。だから僕はこの製品を「本当に新しいもの」として生活に迎え入れたいと思います。
あらゆるリモコンをこの一台で
黒い箱の正体は「スマートリモコン」と呼ばれるもの。あらゆる電化製品のリモコン機能を集約することができる優れものです。AlexaやGoogle Homeの登場でメジャーな存在になりつつあるのではないでしょうか。
テレビ、エアコン、電気。家庭内にはいろんなリモコンがあって、それぞれがバラバラに存在しているのはうっとしい。このMagic Cubeはいろんなリモコンの機能をスマホに集約させます。スマホとつながるということは、外にいるときにも家にある家電をつけたり消したりすることができるようになります。これからの暑い夏、家から帰る少し前にスマホから冷房をつけて、帰ったときには部屋を涼しくしておくっていう使い方が捗りそうです。
また、心配性の人からしたら「あれ?電気消し忘れたっけ」というときも家に帰らずとも外出先から消すことも可能です。
他のスマートリモコンと比べて圧倒的に安い
スマートリモコンといっても多くのメーカーから発売されています。その中でもMagic Cubeは他のスマートリモコンと比べてかなり安いです。
こんなこと言うと思い浮かぶ言葉は「安かろう悪かろう」。これあながち間違った考えではありません。Magic Cubeは温度や湿度などのセンサーが本体についていません。これが他の有名なスマートスピーカーとの違いです。
センサーがついているスマートリモコンは「30度を超えたら冷房をつける」というような環境で動作させることができます。僕は自分の知らないところで勝手に家電が動作するのに少し抵抗感があります。そのためセンサーを使った機能を使わないなら最初から搭載していないMagic Cubeを選びました。
シンプルながら存在感のある美しいデザイン
美しいデザイン。購入に至った最大の理由といっても過言ではないです。ボタンのない箱。これ以上にシンプルでかっこいいデザインはないのではないかと思います。
これ以外のスマートリモコンは、小さくて平べったいなど、部屋に置いても目立たないような見た目が多いです。一方でMagic Cubeは小さいながらも存在感のあるデザインで美しい。目立たなくするよりも、部屋を装飾するという考えが素敵です。
手のひらサイズのコンパクトサイズで置き場所問わない
いろんなリモコンを集約できる。と聞くとサイズが大きいのではないかと思う方も少なくないと思います。が、実際のサイズはかなり小さいです。手のひらに乗せてもこのサイズ感。どこに置いても邪魔になりません。
接続はMicro USB端子となっておりますが、付属のコードは短めです。コンセントと離れた場所に設置したい場合は、汎用性の高い端子なので別途購入するにしても安価で用意できるでしょう。
Alexaと連携させて声で操作
声で家の家電を操作。僕が一番期待していたことです。 Alexaとの連携はとても簡単で、スマホの AlexaアプリにORVIBOのスキルを導入するだけで勝手に設定してくれます。
リモコンを探す手間がない。帰ってきて着替えながらとか、作業しながら家電を操作できる生活は本当に良い。 今までAlexaはおしゃべりロボットでしたが、今回の連携で一気に機能的になりました。
生活が変わるガジェット
スマホがすべてのリモコンになって、場所問わず家電を操作できる。そして家にいるときには声だけで操作できる。リモコン置き場とか気にする必要もありませんし、リモコンの電池を交換する必要もありません。この体験はきっと生活を変えるはずです。