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マネークリップ+小物入れ。ミニマルウォレット『Keri wallet』レビュー

僕はミニマルウォレットが大好きで、定期的にいろいろとクラウドファンディングであさっている。ミニマルウォレットの傾向としてデザインが斬新で高価であることが一般的だ。だが、今回紹介するKeri walletは4,000円程度で購入できるのにもかかわらずミニマルウォレットとして十分な性能を持っていたため飛びついて購入した。

しかしながら1週間使って強く感じたのは、僕には合わなかったということ。

文句たらたらと書くわけではないが、日本でのKeri walletのレビュー記事が少ないため今回詳しくレビューしていきたいと思う。

Keri wallet

パーツは全部で3つでシンプルな作り
非常に軽い

構造は簡単で、マネークリップにプラスチックケースがくっついているイメージのミニマルウォレット。マネークリップ部分にはお札とカード。ケースの中には小銭や鍵、SIMカードやSDカードなどの小物を収納できる。

ケースはポリカーボネート加工の為、非常に軽く扱いやすい。気軽に持ち運ぶミニマルウォレットにあわせたモノづくりを感じられて好感を持てる。

Keri walletのここが好き

  • 価格
  • 軽い

Keri walletのここがイマイチ

  • デザイン
  • マネークリップ部分がほこりつきやすい
  • ケース内の小物を取り出しづらい
  • ケースがカラカラうるさい

僕が合わなかった最大の理由

ゴムがしっかりしてるので、両手を使う必要がある
中身を確認するためにいちいち出すのが面倒
ホコリがついちゃうの気になる
普通のマネークリップの方が扱いやすい

それはミニマルウォレットなのにスマートではないということ。人がミニマルウォレットを持ち運ぶのは持ち運ぶ荷物を減らすということに加えて、取り出したいときに中身を簡単に取り出すことができるということを夢見て選んでいると思う。少なくともこの2点は僕がミニマルウォレットを好む理由だ。

それなのにもかかわらず、この財布はケース内の小物を取り出しづらい。もっと言えば、取り出そうと思ったら手に出す必要がある。これは全くスマートではないし、それだったら普通の大きい財布使うよと思ってしまう。

また、このプラスチックケースは中に小銭や鍵を入れるとカラカラという大きな音が出てしまう。これが持ち歩くうえで不快です。

プラスチックケースの使い勝手が悪いために、使うのはマネークリップの部分のみ。ならもっとミニマルな普通のマネークリップを使った方が幸せという結論に至ってしまうのです。

また、マネークリップ部分はゴム製で想像して戴いたらわかるようにほこりがすぐ付着してしまう。マネークリップ部分に関しても他のクリップに劣っているように感じてしまいます。

音はこんな感じ

発想やモノづくりは好きなんだけど

上で書いたようにミニマルウォレットを持ち運ぶ根幹の性能が期待を下回ってしまったため、僕には合わなかった。それでもマネークリップと小物入れを一緒にすれば、ミニマルかつ機能的な財布が作れるという発想力や素材選びの着眼点は好きだ。今後この会社の他の製品がクラウドファンディングで見かけることがあれば、ぜひチェックしたいとは思います。

余談

現在僕が使ってるミニマルウォレットはこちらです。

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