身の回りのもの

アルミボディが美しいミニマル財布『ZENLET 2 +』をレビュー

今回、財布を新しくしました。

僕の財布を選ぶ基準は小さいこと。そして財布に見えないデザイン。この2点です。

これは普段出かける時に邪魔にならないこと、ポケットに入れていてもスられないことを両立するのがこの基準だと思っているからです。だから先日まで当ブログでも紹介しているDJINを使っていました。現状DJINでも満足していたのですが、DJINよりもデザイン性がかっこいい財布を見つけてしまったので今回ご紹介したいと思います。

ZENLET 2とは

台湾生まれのミニマルウォレット。ZENLET 2とあるようにZENLETシリーズの第2弾です。ZENLETの頃からデザインアワードなど話題を集めていましたが、今回パワーアップして帰ってきました。今回僕が購入したのはZENLET 2+という値段も大きさも一番のモデルになります。

まだ一般的に発売はしておらず、クラウドファンディングでのみ手に入ります。現状、購入するにはrakunewなどのクラウドファンディング商品を取り扱うストアや、メルカリに出品されているものを探すしかありません。

Amazonで取り扱いされているようです。

ZENLET 2の詳細をMakuakeでチェックする
前モデルのZENLETをアマゾンでチェックする

ZENLET ミニマリストカードウォレット (ブラック)

美しすぎるデザインのミニマルウォレット『ZENLET 2+』

ここが好き

  • アルミの美しいデザイン
  • Suicaの機構が使いやすい
  • 普段使いできる性能
  • 片手で全てにアクセスできる

ここがイマイチ

  • 作りが全体的に不安定
  • カードに擦り傷が付きがち
  • 小銭を入れるとカラカラと音がうるさい
  • コスパははっきり言って最悪レベル

Apple製品を連想させるアルミボディ

この財布の特徴は何と言っても見た目。デザインがカッコ良すぎます。背面と側面はアルミボディで包まれており、前面は光沢のあるプラスチックパネルで構成されているデザインはもはやスマホのよう。角のない滑らかなアルミボディはApple製品を連想させられます。

他にネガティブな点でスマホに類似する部分があります。それは指紋の付きやすさです。前面のプラスチックカバーがスマホの液晶みたいに指紋がつきます。使う際は必ずプラスチックカバーに触れるので非常に目立ちます。まあ良い言い方すれば、指紋が気になるくらい美しいデザインということですのであまり深刻に捉える必要がない問題ですけどね。

本体で一番の問題はスライドの機構が少し不安定というか、いつ壊れてもおかしくないくらい不安な感じということです。これはネットでも多く見られる意見なので仕様で間違い無いでしょう。一部では開きすぎると中のバネが外れて使えなくなってしまうというものも見かけられました。使う際は少し注意が必要かもしれません。

財布に入れたままSuicaが使える

当たり前のこと何いってんだと思われるかもしれませんが、ミニマルウォレットを好む人なら共感してもらえるんじゃないかなと思います。ミニマルウォレットは基本的に海外のものが多く、スキミング対策として非接触型決済ができないようになっている財布が多いです。しかしZENLET2は一枚だけなら財布の中に入れたまま非接触型ICカードが使えるようになっています。なので財布のままSuicaが使えるということなんです。

ただ、この機構はプラスチックカバーの裏に完全に入る形になるので、取り出してチャージしようと思ったら結構面倒です。一部のJRや東急グループなど取り出さなくてもチャージできるところがあるので、そちらでの利用をおすすめします。

カード、お札、小銭が入るから実用に足る

キャッシュレスが進んだからといって何かと登場機会の多いのが現金。現金がないと困る場面はまだまだ存在します。そんな時のために少量でいいので入れておけるスペースがある財布が実用に足る性能と言えます。ZENLET 2+はその性能をギリギリ満たしていると言えます。本当に少量ながら現金が収納できます。

ZENLET2の更に良いところはそれらの現金やカードを片手で簡単にアクセスできるということ。スライドさせる時の動作もかっこいいので最初手にした時はずっとスライドさせて遊んでいました。しかし、このスライドの機構の影響でカードに少し擦り傷がついてしまうのは少し気になります。

僕の使い方を例に収納力をチェック

普段出かける時の中身は、カバー裏のPASMO含めてカード5枚。それに五千円札1枚と千円札が1枚です。お釣りが出た場合下のスペースにぶち込みます。恐らく硬貨は10枚程度が限界です。硬貨は少ない枚数だとカラカラと音が鳴るので、基本的には持ち運ばない方向で考えたほうがいいでしょう。なので僕は基本的な決済はモバイルSuicaやQUICPayで済ませています。この財布をゴリゴリに使い倒すことは難しいですが、QUICPayなどを利用すれば余裕で普段使いできると思います。

まとめ:ミニマル財布は取捨選択

僕は概ね満足していますが、ネットの意見を見ているとZENLET2は批判的なレビューが多く見られます。昨年DJINというミニマル財布に初めて出会い、それからずっとミニマル財布を使い続けてきました。その中でミニマル財布というのはデザインや機能がミニマルになっている以上、完璧な財布ではないということを痛烈に感じてきました。

それでも僕が大切にしてきたのがコンパクトさとデザイン。だからある程度の不自由は気にする事はありませんでした。これは僕個人的な話になりますが、ミニマルなものを使うということは何かを捨て、何かを守ることだと思います。この財布を批判的に捉えた人は、その人の守りたい機能がなかったという事。一方で僕はその機能は捨てても良かったという事。

この財布はコスパは最悪です。ネットでも多くの批判の声を見ます。僕はMakuakeで12700円で購入しましたが、これくらいの価格を出せば有名ブランドのちょっとした財布が買えることもわかっています。でも僕はそこは捨てていいと思ったから購入したわけで。

要は僕が言いたいのはこの財布のデメリットをチェックした上で「捨てていい」と感じた人じゃないとZENLET2はおすすめできないという事です。以上万人ウケしない財布のレビューでした。

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