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AirPods愛好者が実売価格1万円を切った『Beats X』に浮気をする

今月購入しようとずっと楽しみにしていたBeatsの完全ワイヤレスイヤホン「PowerBeats Pro」が先日発売延期を発表されました。発表された瞬間から購入資金を貯めていただけにショックです。

そんな中、同じくBeatsのBluetoothイヤホンである「Beats X」が値下げされました。公式ストアでは税別9800円ですが、Amazonの方では税込で約9300円です。(2019年6月21日現在)発売されたのは少し前ですが、もともと1万4800円で販売されていたと考えるとかなりお得。

今回の「PowerBeats Pro」延期のショックを埋める意味で、ついつい購入してしまいました。

1週間ほど使っていましたが、AirPodsと比較していろんなポイントが見えてきました。1年間AirPodsを愛用していた僕が感じたBeats Xの好きなところ、イマイチなところを紹介します。

『Beats X』とは

2017年にBeatsから販売されたBluetoothイヤホン。左右分離の完全ワイヤレスではないですが、首にかけておくスタイルなので非常に扱いやすくなっています。

性能としては、あの耳からうどんで有名なAirPods(第一世代)と同じチップが使われていて、iPhoneなどApple製品との連携がスムーズです。イヤホンの裏側にはマグネットが入っており、左右のイヤホンがくっつくのも特徴的です。発売から2年経った今でも街中や電車でよく見かける人気の製品です。

AirPods愛好者が1週間使って。

率直な感想はAirPodsとは違う方向でいいところを持っているなと感じました。

同じ性能を持っているだけあって、どちらがいいか悩んでいる人はたくさんいらっしゃるかと思いますが、僕の答えはどっちもどっち。利用者が何を重視するかによって好みは真っ二つに分かれるだろうと思います。

ただどちらも共通して言えることは「非常に扱いやすい」ということです

ここが好き

  • 首にかけっぱなしが楽
  • カナル型
  • 手元で音量調整できる
  • 充電早い&バッテリー持ちがいい

ここがイマイチ

  • 電源つけ忘れ、入れ忘れ
  • 電源ボタンが右、再生停止など操作ボタンが左
  • 音の傾向はAirPodsと似ている
  • タッチノイズ(ケーブルが擦れる音)が気になる
  • 女子受け良くないらしい…

カナル型かオープンイヤー型か

音質に関してズブの素人ですが、Beats XとAirPodsを比較して感じるのは音の傾向が似ているということ。

両者ともに低音<中高音の感じが強く出ています

僕の中でのBeatsは低音ゴリゴリの音のイメージでしたが、Beats Xに関しては全く異なるようです。僕は低音控えめの傾向の音が好きなので満足ですが、Beats固有の音が好きな人からしたら残念なポイントだと思います。

音の傾向が似ていると書いていますが、当然カナル型で耳の穴を塞ぐBeats Xの方が聞こえてくる音も多いし、遮音性も高いです

外出先でAirPodsを使って聞くとイントロが聞こえない曲って結構存在していましたが、Beats Xではそんなこともなくちゃんと聞こえてくるのは嬉しいです。

しかしながら、この遮音性に関しては「AirPodsと比較したら」という前提の話であって、他のカナル型と比べると遮音性は決して優れているとは言いづらいかなと思います。

AirPodsでいつもイントロ、Aメロが聞こえなかった楽曲紹介します。安全地帯の『恋の予感』です。最初の優しい歌声が聞こえず、「あれ?音楽止まったかな」と毎回スマホを確認してしまってました。外出先でもちゃんと楽曲を聴きたいという人はBeats X含めたカナル型一択でしょう。

ケーブルの存在は大きい

音量調整からSiriの起動、再生停止曲送り曲戻し。Beats Xはこれらの操作をスマホを使わずにできます

AirPodsはこれらの操作のうち2つしかできないことを考えると操作性に大きな差があります。満員電車の中でスマホをいじることも苦しい状態において、Beats Xの操作性は光ります。

ケーブルが常に首にかかっているBeats Xは音楽を聴いていない時もそのままでいいのが魅力的。コンビニで買い物するときも耳から外すだけで済むので。AirPodsは外したものを一時的にポケットにしまう必要があったり、外す時に落としてしまったりするのが不便でした。

しまう必要性というのはAirPodsの最大とも言える弱点とも言えます。外出前にAirPodsをつけて音楽を聴いていて、そのまま家を出てしまった時はケースを家に忘れて本体の扱いに困るというのはAirPodsあるあるです。

Beats Xはケーブルの存在が使っていない時の取り回しの良さを格段に上げているように感じます

一方でケーブルの存在が悪い方向に出てしまうこともあります。それはタッチノイズです。ケーブルと服とかが擦れてしまった時にノイズが入ります。首にかかっている硬い部分は問題ないのですが、イヤホンと繋がるきしめんのようなケーブル部分は割とタッチノイズが起きてしまいます。

これは有線のイヤホンはどうしようもない問題なので対処しようがありませんが、ここ1年間くらいAirPodsを使っていた時には感じなかったので僕は過剰にに気になっちゃいました。

電源の存在に気付かされる

Beats Xは電源ボタンが右側にあり、それを1秒間押すと一瞬で繋がります。これは他の無線イヤホンと比べると非常に高性能です。

ですがAirPodsを使っていると、そもそも電源をつける消すの感覚がありませんこの感覚を持ったままBeats Xを使うと確実に電源をつけ忘れてしまいます。何度街中でスマホから大音量の音楽を流したか…数えられません。

また、消し忘れで無駄にバッテリーを消費してしまうということもあります。幸い、Beats Xはバッテリー長持ちなので消し忘れに関しては気にならないと思います。もし、消し忘れでバッテリーがなくなってしまっていても、5分の充電で2時間再生ですから通学・通勤には全く問題ないです。

この電源に関してはAirPodsの完成度の高さに改めて気付かされました。

Beats Xは電源ボタンの位置に関しても少し不満があります。電源は右側にあるのに音楽操作のボタンは左側にあることです。なんとなく操作系統はどっちかに寄っていた方がわかりやすかったかなぁって思います。

まとめ

結論、どちらが良いか。

僕はAirPodsをメインに使い続けようかと思います

もちろん音を楽しむという意味ではBeats Xの方が優れています。操作もしやすくて、イヤホンをしまう必要もない。ほとんどの要素でAirPodsより優れていると感じます。

ただ、一点だけ。Beats Xに足りないのは電源周りの利便性。

音楽を聴きたいと思った時にイヤホンをする。こんな普通の動作の中でAirPodsは電源がついてスマホと繋がります。これに慣れてしまった僕はもう電源を付ける必要のある生活に戻ることができませんでした。

電源を付けるための動作を比較するとこんな感じ。わずかな違いですが、毎日使うとなると、この差が結構気になってきてしまいます。

もしも、イヤホンのところにセンサーかなんかがあって、耳につけるだけでスマホを繋がるなんてことが可能になれば、Beats Xは最高のイヤホンになるなぁと思います。

Beats Xを買って、電源周りと操作性と音質を兼ね備えているであろう『PowerBeats Pro』の発売がより待ち遠しく感じました。

最後に余談ですが。僕が買ったばっかで嬉しそうに首からBeats Xを下げていたら、知り合いの女の子がイヤホンを首から下げている人はなんか嫌だと言っていました。皆様はどう思いますか。

もしかしたらBeats Xをずっと着けているのは利便性は良くても女の子からの印象は良くないのかもしれません。

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